「大谷と世界一を目指して」 佐々木朗希のドジャース入りに地元歓喜

街頭で配られた号外を手にする「モナカ」の大石仁雄社長=盛岡市で2025年1月18日午後、佐藤岳幸撮影

プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、米大リーグ・ドジャースへの入団を発表し、出身地・岩手県でも喜びが広がった。

県高野連の瀬戸和彦会長は「大谷翔平選手がいるドジャースに決まったのは良かった。2人で世界一を目指してほしい」とエールを送る。「佐々木投手は地元の高校で野球をすることにこだわって大船渡高を選んだと聞いている。彼が活躍することで、岩手県の高校野球、ひいては被災地の復興も世界にアピールできると思う」と活躍に期待した。

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地元紙・岩手日報は号外を発行した。佐々木投手の出身地である陸前高田市や、卒業した大船渡高校がある大船渡市などで計2万5500部を配布した。盛岡市では、市街地にある商業施設「モナカ」(同市中ノ橋通)前でも配られ、行き交う人は、ドジャーブルーの上に「『令和の怪物』海を渡る」などと白抜きの見出しが載った号外を手に取り、見入っていた。

「モナカ」社長の大石仁雄さんは「強豪であるドジャースに大谷選手も含め、県出身者が2人も所属するのは素晴らしいことだ。今後は大谷選手のサポートを受け、メジャーで活躍することを楽しみにしている。精いっぱい応援したい」と話した。【佐藤岳幸】

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